INTERVIEW社員インタビュー

優しく丁寧なコミュニケーションを
後輩にもつなぎたい

新卒2017年入社
製造部 第一・第二担当

Hさん

2024年12月時点

入社の理由について

高校卒業後、2017年に新卒として入社しました。学生時代は陸上のフィールド競技やダンスをやっていて体力に自信があったので、就職活動では製造系の身体を動かすタイプの職種を中心に探していました。富士フレーバーを選んだのは、学校の先生が薦めてくれたのがきっかけ。学校の近くにあって会社の存在自体は以前から知っていたのですが、安定性があり、信頼されている企業なのだなと思ったことと、製造系の職種ながら土日祝日がお休みという点にも惹かれて、社内見学に行きました。
見学では、母校のOB社員の方とお話する機会もあり、実際の職場になる製造の現場を丁寧に案内してもらったのを覚えています。「いろいろな作業があって面白そうだな」と感じたことに加えて、女性の社員がたくさんいて、皆さん元気に笑顔で働いている様子が印象的で。ここでなら自分が思っていたような仕事ができそうだと思って、入社して現在となります。

現在の仕事内容について

今は製造部の第一・第二担当に所属し、紙巻たばこや加熱式たばこに用いられるたばこ香料の製造を担当しています。生産管理部から発行される香料の作業日誌を元に原料を計量し、調合手順に沿って混合して香料を仕上げ、出荷用の容器に充填──というのが一連の作業概要です。所属メンバーは約15名おり、これら指定の香料製造を各自で受け持っています。それぞれの業務状況を確認し合って、お互いにフォローしながら一丸となって対応しています。
扱う原料は粒度や粘度が異なる粉末や液体で、香料には数え切れないほどの種類があります。製造内容は日によって異なるので、指示情報のチェックや、レシピの確認は確実に、慎重に行っています。そうした日々ですが、各種工程をいかに効率よくできるかを考え、実践していくのはやりがいや達成感につながっています。原料に応じたスムーズな計量方法や仕込み方法を考えたり。こうした小さな工夫の積み重ねで各工程をスピーディーに進めて一日の作業を終えられた時は、とても達成感と充実感が得られますね。

社内のコミュニケーションについて

正直なところ、私はちょっと引っ込み思案なタイプで、自分から積極的に話しかけられる方ではありません。でも、入社直後から先輩方が自然に声を掛けてくれて、仕事で分からないことや悩んでいることを親身になって聞いてくれました。もちろん仕事の話以外でも、休日の出来事や趣味の話などが気兼ねなく話せる環境です。職場全体が明るい雰囲気なので、安心して業務に取り組めていると思います。
私も入社から7年目を迎え、後輩の指導育成を担うようになりました。意識しているのは、一つ一つの工程を優しく丁寧に伝えること。なぜこの工程でこの確認をしなければいけないのか? という話であれば、過去に起こった事例も踏まえ、「確認をすることでこういうリスクやミスの発生が防げる」「次の工程もこうした理由で効率的に作業を進められる」といった風に。やることの意味や理由までしっかり理解した上で手を動かせるようになってほしいので、きめ細やかに教えてあげたいと思っています。これまで経験してきたことのバトンを受けて、今度は自分がよき先輩にならないといけませんね(笑)。

1日のスケジュール

  • 8:30出社
  • 8:35担当内ミーティング
  • 8:50仕込み作業、計量作業、充填作業
  • 12:10昼食
  • 13:00計量作業、充填作業
  • 15:20荷揚げ作業、翌日作業準備
  • 17:00メール確認、事務作業等
  • 17:25退勤

同僚社員 Oさん からのコメント

Hさんとは4年間ほど一緒の工場で製造業務を担当しています。
時短勤務の私の進捗状況を気にかけてくれたり、日常業務でみんなが気付かないような細かい点にもよく気付いたりと幅広くサポートをしてくれます。また、新しい業務内容が増えた時も今までの一般的なやり方にとらわれず、新しいやり方の模索から前向きで積極的に取り組んでいる姿がすごく勉強になります。
業務以外では、ダンスが好きで大会にも出場するほどの実力者な一面がある反面、話すとおちゃめでギャップがある方です。誰にでも平等に優しく接することができ、人として尊敬しています。